音楽が創る空気感
音楽が空間を創る
空間を創る要素の一つとして音楽って、とても大事なものだと思っています。例えばですが、朝8時半、10時半、午後2時、夕方、夜、その時々に心地いい音楽があると思います。コーヒーがより美味しく感じたり、ゆったりリラックスできたり、かと思えばこれから元気よく出かけて行くって時にはアップテンポの曲をかけたり。
1日の音楽の流れ(例)
例えばですが私の流す音楽はこんな感じです。
8:30 透き通るような音楽
10:30 ちょっと外に出かけたくなるような
12:00 宿で一人掃除なのでテンションあげて
14:00 ゆったりと珈琲飲みながら一息つくような
16:00 夕日が合うような
18:00 ちょっとアップテンポ
20:00 アップテンポとしっとりの間
21:00 しっとり
こんな感じで、基本的にはゆったりした曲とちょっと元気になるくらいの曲が多いです。宿の雰囲気とかその日のお客さんに合わせる感じです。
今まで知らなかったものを何か一つ持ち帰ってもらえたら
宿に泊まっていただいたお客さんに何か一つ。今まで知らなかったものを持ち帰ってもらえたらいいなと思っています。ちょっとした会話や時間の積み重ね。それがまた大阪に来てくれる理由になるのかななんて。友人いわく「小さな感動」です。
わたしの場合は音楽
私は東京で野外音楽フェスティバルのスタッフをしていました。2010年のフジロックで聞いたoasisが本当にかっこよくて。野外で聴く音楽の開放感と生の音に感動したことを覚えています。
宿ではBGM程度に音楽を流しています。
「このアーティスト聞いたことないけれど。いいですね。なんて名前のアーティストさんですか」なんて聞いてもらえたら嬉しい限りです。
宿泊された海外のお客さんで音楽好きだったら、アーティストを教えてもらったり、レコード屋のホームページをみたり、音楽の幅を増やすように勤めています。
お客さんがゆったり出来るような音楽をこれからも流していけたらと思います。