夢を語るのは自由だから
「夢は大きく誠実に商売しないとね」。
私にコーヒーの淹れ方を教えてくれた師匠の言葉です。
友人がお土産に買ってきてくれたコーヒーがとても美味しくて通うようになったカフェ。今では私の癒しの場所です。
宿を始めて、もうすぐ1年です。
宿を始めることは出来ました、けれどまだまだ満足は出来ない日々です。
こんなことを話すと鼻で笑われることもあるけれど。夢を持つのは自由だから。
次はビル一棟の宿。デザインはユウスケさんに頼んで。
一階はカフェとバー。朝ごはんがとっても美味しい宿。七道にあるニコのパンのモーニングのような。素材の味を活かした暖かい味。
コーヒーは師匠のところのトラジャコーヒーを使って。
それを目当てにお客さんが訪れる。
月に一度は好きなアーティストを呼びたい。エゴラッピン、ハンバートハンバート、T字路S、small circle of rock、joan shelly、Lee Lang、Asgeir、Stephen Steinbrink、.
誰もが知っている訳ではないけれどいい音楽を。
「あの宿で呼ぶアーティストだから間違いないよ」。今まで知らなかったアーティストを知るきっかけになるような。
朝ごはんと今まで知らなかった音楽を目当てに訪れる宿。
そんな宿を作りたいなと思う。
すぐにそんな夢を叶えることは出来ないから。
今は日々訪れてくれるお客さんを大切にして。
どうしたらもっと居心地がよく感じてもらえるのか。どうやったらもっとたくさんのお客さんに泊まってもらうことが出来るのか。少しずつ変えて。
ゲストハウスというと交流を持たないとなんて先入観があるかもしれないけれど。自分がどう過ごしたいかそれを選べる空気感を大事に。